川せがき灯籠流し

小雨が降る中、小名木川両岸の建物の明かりが川面に揺れ、その上を多くの灯籠が美しく漂っていました。
高橋橋畔で行われている川せがきに行きました。深川仏教会の主催で7月26日の夜7時から行われ、先祖や川で亡くなった方、東日本大震災の物故者を供養するため灯籠を川に流します。各宗派ごとの船に乗ったお坊さんが、お経を唱えながら流していました。
深川消防団でも震災で亡くなった方々のため灯籠をひとつ流してもらいました。

東京都交通局木場研修所研修会

7月25日、木場公園の地下にある都営地下鉄大江戸線木場車両研修所に於いて深川消防署職員向けに研修会があり、これに消防団員も参加してきました。
木場研修所では毎年何らかの訓練があり、昨年は大規模な災害からの救助訓練が行われました。今回は都営地下鉄大江戸線の火災に対する取り組みや、電車の構造などの座学。当日解体のために運び出される車両の近くに集まって、実際に救助をするためにはどのようにジャッキをかけるかなどの実践的な説明がありました。
普段何気なく使用している地下鉄ですが構内の防炎・防火・消火設備など気を付けてみると興味がわくかもしれません。
また、地下鉄大江戸線リニアモーターで走行しているとの事初めて聞きました。いわゆる浮上式のリニアモーターカーとは違い、レールに設置されている金属板と車体のモーターの間の磁界により走行するものですが、そのため車体と線路の間にあまり隙間がないため人身事故の発生場合、重大な結果を招く恐れがあります。対策として都営地下鉄大江戸線では全38駅にホームドアーの整備が完了しているとの事です。

深川消防団団友会・幹部親睦会総会

5月10日(火)ホテルイースト21に於いて団友会及び幹部親睦会の総会が開催されました。幹部親睦会総会のほうでは、おわりに今季操法大会の出場順番抽選が行われました。
総会終了後は小黒署長はじめ署員の方も参加されて懇親会が行われました。今年は団幹部、団友会とも初めて出席される方も多く、席では操法大会の訓練や決まったばかりの出場順番の話、また今年6月と9月に完成が予定されている10分団、9分団の分団本部建設の話などで盛り上がりました。また団友会のほうでは初めて女性会員が参加されたということで華やかになったと皆様喜んでおられました。

ファイヤープラザ2016 inふかがわ(春の火災予防運動に伴う)

3月5日(土曜日)イトーヨーカドー木場店深川ギャザリア広場に於いて今年も恒例のファイヤープラザが開催されました。
小黒深川消防署長の御挨拶、そして署長、小安団長ほかの方々のテープカットに引き続き少年消防団の子供たちの演奏で幕を開きました。
広場では多数の消防関連車両の展示や煙ハウス体験、レスキュー体験、ミニ電動自動車などのアトラクション。屋内に入ったところでは、消防団員や消防ボランティアの方々による、AED訓練、通報訓練などが行われ、多くの見学者や買い物客が訪れました。
中でもいつも通りの人気は、はしご車の乗車体験で、午前午後各20組の整理券を求めて早くから並ぶ家族連れが多くいました。
午後からは消防隊による建物屋上からの救助訓練。建物に向かっての放水訓練などが行われ、みなさん足を止めて熱心に見学していました。
余談ですが会場内で記者が以前勤めていた会社の同僚で10数年前に結婚退社した女性に偶然声をかけられました。当日子供さんを2人連れて見学に来たそうです。イベント時に懐かしい顔にあったりできるのも消防団活動の楽しみの一つかと思います。

東京都交通局木場車両研修場 異常時総合訓練

10月26日
昔、地下鉄の電車はどこから入れるのか?という漫才がありましたが、深川地区の皆さんはよくお分かりことでしょう。木場公園の地下にある都営地下鉄木場車両研修場での訓練に参加してきました。こちらの研修場は都営大江戸線清澄白河駅の先にあり、電車の清掃なども行われています。東京都直下の地震などにより下町に被害が及んだ折には自衛隊が地下鉄で駆けつけるということも想定されているようです。
今回は首都直下型地震が起こり、多くの乗客が乗っている地下鉄が停止し、負傷者もいて、日本に不案内な外国人の方もいることを想定し、かなりリアリティのある状況での訓練でした。
第八分団は消防署の救急隊と一緒に、負傷した乗客を車内から救護所に搬送する訓練を行いました。駅ではないところに停車しているため、座席シートを外して階段状やスロープ状にすることで安全に線路上に降りる訓練も行いました。満席の乗客役としては交通局の職員の方が参加し、震災時の乗客の立場を体験されました。大人数が整然と避難することができました。外国人の方には英語対応のできる救急隊が対応しました。我々消防団も今後2020年のオリンピックへ向けて外国語を学ぶ必要が出てくるかもしれません。
実際の車両を使って、線路の上で、また大規模に行われた訓練は大変印象深く残りました。

東陽・木場地区連合町会防災訓練

10月4日 江東区文化センター中庭に於いて開催されました。当日は朝から350名を超える東陽・木場地区の町会の方々が参加され深川消防署、消防団7分団・8分団の指導のもと、救助、初期消火、AED、応急手当、水防など実践的な訓練が立て続けに行われました。参加者は主に各町会の役員の方が多く、いざという時に率先した対応ができるよう熱心に学ばれていました。あとから駆けつけて下さった山粼江東区長もその活気に感心されていました。

山下元副団長の叙勲を祝う会

9月14日(月)山下勝義元副団長の瑞宝単光章受章を祝う会がホテルイースト21永代の間に於いて開催されました。
山下元副団長は深川消防団退団後も長年における消防団での経験を生かし、東陽5丁目東町会の町会長として精力的に防火防災活動に尽力されています。同町会は今年4月に「東京防災隣組」に認定され、またこの10月25日には東京都庁において町会での防災活動の事例報告を発表される予定になっています。
山下元副団長は謝辞の中で、消防団活動の節目節目において地域の防火防災への思いを強くされていったとのことです。またその活動を支えてくれた周囲の方々へ、特に奥様への感謝の言葉を述べられました。
このようにどのような場面、立場でも地域活動と防災、住民への思いを継続される力をお持ちの山下元副団長を我々消防団員としてお手本にしたいと思います。