東京都交通局木場車両研修場 異常時総合訓練

10月26日
昔、地下鉄の電車はどこから入れるのか?という漫才がありましたが、深川地区の皆さんはよくお分かりことでしょう。木場公園の地下にある都営地下鉄木場車両研修場での訓練に参加してきました。こちらの研修場は都営大江戸線清澄白河駅の先にあり、電車の清掃なども行われています。東京都直下の地震などにより下町に被害が及んだ折には自衛隊が地下鉄で駆けつけるということも想定されているようです。
今回は首都直下型地震が起こり、多くの乗客が乗っている地下鉄が停止し、負傷者もいて、日本に不案内な外国人の方もいることを想定し、かなりリアリティのある状況での訓練でした。
第八分団は消防署の救急隊と一緒に、負傷した乗客を車内から救護所に搬送する訓練を行いました。駅ではないところに停車しているため、座席シートを外して階段状やスロープ状にすることで安全に線路上に降りる訓練も行いました。満席の乗客役としては交通局の職員の方が参加し、震災時の乗客の立場を体験されました。大人数が整然と避難することができました。外国人の方には英語対応のできる救急隊が対応しました。我々消防団も今後2020年のオリンピックへ向けて外国語を学ぶ必要が出てくるかもしれません。
実際の車両を使って、線路の上で、また大規模に行われた訓練は大変印象深く残りました。